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4月に入社しやっと慣れた頃に大型連休。
ゴールデンウィークが明けて、出社してもバテ気味な社員も多いのではないだろうか。
真面目で必死に頑張ってきた人ほど襲ってくる倦怠感、五月病。
もっと頑張らないと。
もっとやらないと。
そう思っている方にこそ「待った」をかけたい。
無理に自分を追い込んで頑張る必要は全くない。
むしろ、「頑張らない」ことが大事なのだ。
五月病を発症している状態で、無理ができない今だからこそ仕事を見直すチャンス。
本格的な夏を迎え、夏バテを回避するためにも今すぐ実行できるめるべき3つのことを紹介する。
仕事において妥協しないのは大切だが、いきなり100%を目指すことはお勧めしない。
自分にとっての完璧が相手にとっての完璧とは限らない。
「完璧」の定義は相手によって異なるのだから、7、8割くらいの完成度を短期間で目指すべきだ。
また、100%だと自信をもって出してダメ出しされた際の精神的なダメージは計り知れない。
自分を守るためにも「修正を指摘されて当然」という心持ちで臨もう。
全ての仕事に全力で挑む。
それは確かに大事なことだが、本当に全ての仕事において必要なことだろうか?
各タスクに必要な労力はもちろんのこと、重要度も異なる。
例えば提案資料の見栄えをよくするのに時間を費やすより、
提案資料の内容を見直すのに時間を費やすほうがよっぽど優先順位が高い。
優先順位が高い、押さえるべきポイントで全力投球する。
その他は、ある程度「力を抜く」こともバテないうえで必要なことだと考える。
連休明けにデスクについた時、真っ先にメールをチェックして返信し始めた人が多いのではないだろうか。
目の前の作業に時間がかかってしまい、他の作業が後ろ倒しに。
連休明け早々残業になり、リズムの整っていない状態で疲弊する。
五月病の悪循環である。
早々にその習慣をやめて、すぐに仕事に着手するのではなく「考える」ことに時間を費やしてほしい。
まず、全体でどのようなタスクがあり、終わらせるのにそれぞれどの程度の時間がかかるのか、期限はいつかなどを整理して、定時で如何に終わらせるか考える。
ある程度余分に時間をとった上で計画を立てておくと、予想外の仕事がふられても対応できるようになる。
以上が五月病を発症中の人にこそやめてしい3つのことだ。
本格的な暑さを迎えるにあたって、体調を崩さないようにリズムを取り戻そうとするこのタイミングで実施してほしい。